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Channel: 映画 – 本コミュ読書会|本のことを話したい人はここに来て!
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ガブリエーレ・マイネッティ監督『皆はこう呼んだ、「鋼鉄ジーグ」』は、すさんだ人生の再生の物語。

2015年に制作されたイタリア映画です。 「鋼鉄ジーグ」は永井豪原作のロボットアニメ。イタリアでは、なぜか、日本のロボットアニメが大人気です。20年ほど前に、ボクが仕事で訪れた際もイタリア語に吹き替えられたマジンガーZがテレビで放映されていました(;^_^A...

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チョ・グニョン監督「26年」を観ると国家権力というものに無関心ではいられなくなる。

この映画を観る前に、ぜひ行ってほしいことが、2つあります。それは、●映画「タクシー運転手」を見る。●「光州事件」を知らなければググっておく。 その上で、この映画を観ると、何を描いているのかがよーくわかる上に感情移入がスーッとできるはずです。...

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戦車好きは絶対に見ること!アレクセイ・シドロフ監督「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」

時は、第二次世界大戦末期。舞台は、ドイツ軍に防衛線を破られ、撤退を余儀なくされたソ連軍の最前線。 主人公は、新米士官イヴシュキン。真っ白に雪が降り積もった大平原の中、彼は、軍用トラックで前線基地へ物資を届けるところです。 イヴシュキンが、作業をしていると、行く手を阻むように、前方からドイツ軍の重戦車パンツァーがヌッと現れます。もう、戦車好きが、泣いて喜ぶ、最高の登場シーンです。...

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スーパーヒーローとアメリカの暗部を描く、アマゾンオリジナル「The Boys」

ボクの思う、映画における「駄作」と「良作」の違い。 登場人物の行動や思いに納得できなくて、なんか、ご都合主義で、そんなことありえないと思えるものは、見るのをやめてしまいます。 どんなに大ヒットした超大作であろうと、アート系のおシャレで評判の文芸作品であったとしても、ボクの中では「駄作」です。...

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女子は、こんな男子を彼氏にしたらいいよ、とボクは思う。アリス・ウー監督「ハーフオブイット」

その男子が登場するのは、アリス・ウー監督「ハーフオブイット」2020年にNetflixで配信されたアメリカ映画です。 舞台は、アメリカの片田舎スクワハミッシュ。主人公は、中国からの移民の女子高生エリー・チュー。白人ばっかりの町なので、中国人の彼女は何かにつけいじめられる毎日。でも、頑張り屋の彼女はアメリカ人以上に英語ができる秀才です。...

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鮮やかな伏線回収が体験できる、ジョン・マッデン監督「女神の見えざる手」

「カメラを止めるな」は、不可解な展開の前半を、後半で回収していくという手法を使った映画でした。「女神の見えざる手」は、それを洗練させて、より複雑にしたものです。 主人公は、超キレ者の女性ロビイスト、エリザベス。彼女は、全米ライフル協会を敵に回し銃規制法案を通過させようとしています。...

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典型的「80年代顔」の俳優を見ることができる映画「ファイナルガールズ惨劇のシナリオ」。

「ファイナルガールズ」は、2015年公開のアメリカ映画。日本では、劇場未公開です。 「ファイナルガール」とは何か ホラー映画には、一つの典型的なパターンがあります。 若者グループがバカンスでキャンプに行く。↓そこに殺人鬼が現れて一人ずつ血祭りにしていく。↓で最後に残った女の子が苦難を乗り越えて殺人鬼をやっつける。↓めでたしめでたし。というもの。...

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黒澤明 監督「醜聞・スキャンダル」で、「清きもの」が誕生する瞬間に立ち会える。

「醜聞・スキャンダル」は、1950年(昭和25年)に公開された作品。悪質な報道に走るマスコミを批判した社会派ドラマです。 主人公は、新進気鋭の青年画家(三船敏郎)。彼は、旅先で出会った声楽家(山口淑子)と一緒にいるところを写真に撮られ、スキャンダル記事を雑誌に掲載されてしまう。 あらぬことを記事にされた青年画家は、雑誌社を告訴することにしたのだが・・・。...

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「ガーディアン24」は、予想の斜め上を行く展開に茫然となるはず。

「ガーディアン24」は、2019年に公開されたフランス映画。原題は「WALTER」、つまり主人公の名前です(;^_^A 「スーパーで警備員として働くウォルターは温厚な好人物。...

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ケン・ローチ監督「わたしは、ダニエル・ブレイク」は、理不尽な福祉行政に対する怒りに溢れています。

「わたしは、ダニエル・ブレイク」は、2016年に公開されたイギリス映画。第69回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞しています。 ケン・ローチ監督は、御年87歳になるイギリスの映画監督。イギリス国内の弱者に対する「理不尽なこと」をひたすら描き続ける監督です。誰もが取り上げてこなかった、労働者や貧困者などの弱者が、どのようなひどい状況になっているかを怒りを込めて描くのです。...

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